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JPmoxs勉強会#1 に参加しました

JPmoxs(Japan Proxmox users) が開催されるとキャッチしたので雑に参加レポートをお届け

Summary

JPmoxs(Japan Proxmox users) が開催されるとキャッチしたので雑に参加レポートをお届け
(こういうの 0x05 年ぶりかもしれない)

オープニング・JPmoxsについて

ユーザー会主催者の oishi-d 氏から開催趣旨の説明などがありました。

イベント募集する前は connpass グループには参加者が1桁程度だったため参加者もその程度だろうと、想定されていたようです。自分も Qiita の記事読んで加入しましたが、確か7人だったと思いますw

JPmoxs の発音は(じぇー・ぴー・モックス・ズ) になるそうな、 Proxmox の会社やリセラーが主催する物ではなくユーザー自身が主催しているユーザー会になる。

運営アカウントの紹介がありました。

ユーザー会作成の裏話は Qiita に投稿されてました

LT1: PonPで評価環境を構築しよう

PonP (Proxmox on Proxmox) で評価環境を作る LT でした。

PVE のクラスター試験をする場合に物理環境で用意するのは予算などの都合で厳しいため Proxmox on Proxmox して仮想マシンで試してみるやり方を画面のスクリーンショットを交えて紹介いただきました。

  • ISO イメージのアップロード

    • これは URL から local ストレージ上にダウンロードすることも可能
      • shasum256 でのハッシュチェックも可能なので便利 (naa0yama 追記)
  • 仮想マシンのクローンについて

    • 完全クローン
      • Disk をコピーしてクローンする
    • リンクされたクローン
      • 増分のみ別のストレージに書くのでクローンが早い
      • ※同一ストレージでしか使えない
  • テンプレートにすると仮想マシンに戻せない

LT2:40秒でLinux VMを支度するには

某アニメのセリフで「40秒で支度しな!!」があるのでそれのオマージュとして cloud-init を利用した仮想マシン複製を LT していただきました

年末に下記を投稿されていて興味があった方

LT 資料がすでに公開されているので感想のみで,

cloud-init の設定で IP, username , ssh-key 等設定項目が多くて複数作るのを面倒ですよね

その通りで、

Disk 溢れはみんな経験あるはず…

私もやりました。

同じく、、大変お世話になっておます

その後実演で仮想マシンを作ってみるデモを見せてもらいました。
現時点では 44秒で login プロンプトが表示された!! すごい

LT3:Proxmox の日本語化をしています

Proxmox の ローカライズ(日本語化) コントリビューターの方で苦悩について LT でした。

Proxmox VE はバージョン 1から触ってます

中々のパワーワードでした。

Proxmox VE の内部的に Ceph を使ってる関係もあり、解説同人誌を 5月12日の技術書同人誌博覧会でも出店予定とのこと

なぜ日本語化?

翻訳して内部構造を知れるというのはない発想でした

  • 現状の Proxmox に日本語化状況
    ほぼ終わってる

感謝しかないですね、
「Proxmox VE 8.1 が出て大規模パッチが当たって次のリリースで適用されるんじゃないか」とのこと楽しみですね

日本語化における課題点

日本語に訳すとマルチバイト文字になって文字数制限内にお収まらないこともあり、工夫しているそう。

翻訳作業はどうやってる?

Textra を有効活用している。翻訳ソフトはライセンスの都合で翻訳結果を公開できないこともチラホラ、、そのためオープンソースの Textra を使ってる。

翻訳投稿の課題

Proxmox は AGPL のため開発元にライセンスを集約することなり、翻訳を開始する当時は contributor license の書類をドイツまで FAX したそう。 「FAX をドイツまで送れ」はパワーワードでした

クロージング

  • 月1回ぐらいで開催を目指したい
  • 告知は X (旧Twitter) などで実施します!

参考情報

イベント URL

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